2021年11月7日(日)にララコープ本部で開催
ララコープでは子どもたちが被爆の実相や戦争の悲惨さを知り、平和のために自分たちができることを考え平和のバトンを受け継ぐことを目的として、「ながさき子ども平和学習会」を開催しています。
今年度は会場参加とオンライン参加を併用したハイブリッド開催とする予定でしたが、応募者全員が会場への参加希望となったためララコープ本部の大会議室に集まって開催しました。小学4年生から中学1年生まで10名の参加がありました。
40年以上にわたりララコープと共に平和活動をされてきた三田村静子さんによる平和の紙芝居「平和を刻んだ少女」の講演がありました。
紙芝居は小学1年生の時に被爆し原爆で家族5人を亡くした菅原耐子さんの被爆体験で、菅原さんが6年生になった時に、家族の仏壇の前で1 ヶ月練習して城山小学校の少年平和像台座に「平和」の文字を書かれたお話でした。
活水高校平和学習部の4名がグループ進行役を担当し、話を聴いた子どもたちは4つのグループに分かれ、紙芝居を聴いて思ったことや感じたことを話合いました。
そして「平和のために自分にできること」についてグループで話合い、四つ葉のクローバーの形をしたメッセージカードに記入し一人ひとり発表をして模造紙に貼りました。
- 相手の気持ちをよく考えて、けんかをなくし、なかよくする。
- お互いの意見を尊重し合う。
- 日頃の感謝をわすれない。
- 平和は長崎から、日常の平和から。
- 普段から平和にすごしとけば、戦争をしようと思わなくなると思う。
- 紙芝居を見て、原爆のおそろしさや、人の命について分かったような気がしました。
- 三田村さんの話を聴いて、チームで話し合ったりして、戦争は本当にいけないものだと改めて感じた。少しのことでも自分から実行したり、他の人に伝えたりすることで平和につながるのではないかなと思った。
🍀四つ葉のクローバーのメッセージより
🍀子ども達のアンケートより