揺れる季節、4月のリズム 2026-04-14
4月の風は、冬の名残を少しだけ含みながらも、頬を撫でる感覚はどこか柔らかで穏やかです。
カレンダーをめくり、新しいページに目を向けるとき、私たちは無意識のうちに少しだけ深呼吸をしている気がします。
街に出れば、まだ生地の硬いスーツに身を包んだ新社会人や、少し大きめの制服に戸惑う学生たちの姿が目に飛び込んできます。
そのぎこちなさは、かつての自分を見ているようで、なんだか胸の奥がチリッと疼くような…それでいて温かい気持ちにさせてくれるものです。
「期待」と「不安」という、相反する二つの感情が溶け合って、街全体が淡い桃色の霞に包まれている…それが4月という季節の正体なのかもしれませんね。
桜の花びらが舞い散る様子を眺めていると、「変化」を恐れる気持ちが少しずつ解けていくのを感じます。
植物たちが一斉に芽吹くように、私たちもまた、昨日とは違う自分へと脱皮していく過程にいるのでしょう。
完璧にスタートを切る必要なんてありませんね。新しい環境に身を置いている、ただそれだけで私たちは十分に勇敢です。
満開の桜も美しいけれど、葉桜の力強い緑へと移り変わるエネルギーもまた、4月がくれる贈り物。焦らず、自分のペースで新しい季節の光を吸い込んでいきたいですね。
今年2月に県北エリア委員会の事務局長へ着任したばかりの古賀でした。
