ララコープ 第27回通常総代会
6月20日(金)、長崎市内のホテルニュー長崎にて、第27回通常総代会を開催いたしました。
理事長挨拶
昨年発生した能登半島地震から1 年以上経過しましたが、その後の豪雨災害なども重なり復興は思うように進んでいません。また、2025 年2 月には岩手県大船渡市で山林火災が発生し、3 月末にはミャンマーでマグニチュード7.7 の大地震が発生しました。こうした被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
ララコープでは、この間緊急支援募金をはじめ能登半島に対しては職員を派遣するなどの被災地支援に取り組んできましたが、今後も組合員、行政、他団体とも協力してこうした災害への支援活動と防災・減災の取り組みを進めてまいります。
ロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナのガザ地区でのイスラエルとの軍事衝突など世界では未だ紛争が絶えず、女性や子どもを含む多くの市民が犠牲となっている状況に、平和を願う声が世界中に大きく広がっています。そのような中、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことは平和を願う私たちにとって一つの希望の光となりました。2025 年は被爆・戦後80 年という節目の年です。「平和とよりよい生活のために」をスローガンに活動する被爆地の生協として、核兵器や戦争のない平和な世界を目指す取り組みを力強く進めてまいります。
アメリカの新政権による「米国第一主義」の政策が世界経済に大きな影響を与え、国内ではお米の価格をはじめとするこの間の物価上昇が私たちのくらしに深刻な影響を与えています。そのような中、2024 年度もララコープ役職員が一丸となって組合員のくらしへの貢献に努め、多くの組合員のご利用に支えられた結果、中期3 カ年計画(2022 年度~ 2024 年度)の最終年度の供給高は計画を達成することができました。
今年は2012 年に続き国連が定める2 回目の国際協同組合年です。ララコープはこれまでも「21 世紀の10 のビジョン」を掲げ、地域と組合員のくらしにお役立ちできるよう取り組んできましたが、SDGsの目標である持続可能な社会の実現に向けて、生協の社会的役割の発揮が更に期待されています。
2025 年度は新たな中期3 カ年計画(2025 年度~ 2027 年度)の初年度となります。今年度の事業計画の達成を目指すとともに、「ひとりは万人のために、万人はひとりのために」という生協の原点である助け合いの精神を忘れず、ララコープ「21 世紀の10 のビジョン」の実現を目指して取り組みを進めてまいります。
私たちのくらしを取り巻く情勢は今後も厳しさが続くと思われますが、SDGs が目指す、誰もが安心して暮らせる持続可能な社会づくりに引き続き取り組んでまいる所存です。今後も組合員の皆さま、お取引先、関係者の皆さまにはご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
山城伸一 代表理事 理事長
出席状況
総代総数506名中、489名出席(本人出席255名、書面出席228名、委任出席6名)
議案および採決結果
全ての議案が賛成多数で可決されました。
- 第1号議案 2025年度事業・活動計画、予算案承認の件
賛成多数により可決(反対0名 保留4名)
- 第2号議案 役員選任(理事22名・監事5名)の件
賛成多数により可決(反対0名 保留3名)
- 第3号議案 退任役員への退職慰労金支給の件
賛成多数により可決(反対0名 保留5名)
- 第4号議案 役員報酬決定の件
賛成多数により可決(反対0名 保留4名)
また、今回の総代会では、4つの議案に先立って以下の報告がされております。
【報告1】 2024年度事業・活動報告および決算関係書類の上程延期の件
【報告2】 2024年度事業・活動報告
臨時総代会開催のお知らせ
第27回通常総代会議で、2024年度決算が議案上程できませんでしたので改めて以下の内容で臨時総代会を開催致します。
とき 2025年7月17日(木)
じかん 14:00~15:00(予定)
ところ 生活協同組合ララコープ本部
(西彼杵郡長与町岡郷1474番地)
臨時総代会上程予定議案
【第1 号議案】2024 年度事業・活動報告および決算関係書類承認の件
1. 2024 年度事業・決算報告
(1)事業報告書
(2)事業報告書の附属明細書
(3)決算関係書類
(4)決算関係書類の附属明細書
2. 2024 年度事業活動のまとめ
3. 2024 年度組合員活動のまとめ
【監査報告】
※臨時総代会は総代の皆さまに実際にご来場いただかなくて済むように書面議決中心で運営させていただきます。
※採決結果につきましては、臨時総代会後にご報告いたします。