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ララコープとは

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ララコープ内部統制基本方針

ララコープ内部統制基本方針

私たちララコープは、1999年に誕生し、そのときに「わたしたちがめざすもの」「21世紀10のビジョン」の実現のために生協運動・事業を進めてきました。既に2005年に組織倫理宣言を地域社会にアピールしました。今回ララコープでは、適切な内部統制を構築することが、理事会の責務であることを認識し、次の通り「内部統制基本方針」を定めます。業務の有効性と効率性を確保し、財務報告の信頼性を向上させ、関連法規を遵守し、資産の保全を図ります。あわせて、事業に影響を与える可能性のある潜在的な事象を早期に認識してよりリスクの極小化を図り、事業目標の達成を実現します。

私たちララコープは、内部統制基本方針を確認し、組織全体に周知するとともに、内部統制システムとして運用し、そのシステムの維持・向上を図ります。

  1. 職務の有効性・効率性を確保する体制
    1. 当生協は、「理事会規程」にもとづき理事会を開催し、理事の職務執行が有効かつ効率的におこなわれることを確保します。
    2. 当生協の代表理事は、迅速な業務執行をおこなうために常任理事会を主宰し重要事項に係る意思決定を機動的におこないます。
    3. 当生協の代表理事は、経営方針及び経営戦略等に係る理事会決議事項については、主宰する経営会議において論議をおこない、その審議を経て理事会で決議します。
    4. 当生協の代表理事は、業務の特性に応じた組織のスリム化、業務の簡素化に関する各施策及びIT の適切な利用等を通じて業務の効率化を図ります。
  2. コンプライアンス体制
    1. 当生協は「コンプライアンス基本方針」、「ララコープ行動基準」にもとづき、組織倫理を高め、法令等を順守することを役職員に周知徹底します。事業活動の局面において、コンプライアンスを優先する風土創りに努めます。
    2. 当生協の代表理事は「コンプライアンス規程」を定め、役職員の役割を定める等コンプライアンス体制の整備と実践を通じて定着を図ります。
    3. 当生協の代表理事は内部統制委員会を設置して、コンプライアンスに関する情報の共有化を図るとともに、組織全体に推進と啓発に努めます。
    4. 当生協の代表理事は、内部統制委員会の下に統合マネジメント推進委員会を設置して、「ララコープ行動基準」にもとづき、組織全体に基準を浸透させ健全な行動を実践させます。
    5. 当生協の代表理事は、改正公益通報者保護法の施行に対応した「通報窓口制度」の利用を組織全体に周知徹底するとともに、通報された法令上疑義のある行為等についてその解決と倫理向上に努めます。「通報窓口」に寄せられた報告及び対応結果は、監事会に報告します。
    6. 当生協の代表理事は、内部統制の体制を含め内部監査規程を整備し、モニタリング機能の有効性ある内部監査を監事会の監督のもとでおこないます。
  3. 情報管理体制
    1. 当生協の代表理事は、理事会・常任理事会その他の重要な会議の意思決定及び重要決裁は、定款・規約・規則に従い作成し文書保存規程にもとづき保存、管理します。
    2. 当生協の理事会は、生協法にもとづき、財務報告の適正な表示をおこなうとともに、「情報開示規約」にもとづいて財務報告を開示します。さらに「公認会計士監査規約」にもとづき、公認会計士による監査をおこない、信頼性を高めます。
    3. 当生協の代表理事は、「個人情報保護基本方針」および「特定個人情報等の適正な取扱いに関する基本方針」にもとづき、取扱う個人情報や特定個人情報を適切に管理するための管理体制を推進します。
  4. リスクマネジメント体制
    1. 当生協は経営に重大な影響を及ぼすリスクを十分に認識した上で、リスク対策や軽減策や優先順位を明確にし、更に平時における事前予防に重点を置いた対策を実行します。
    2. 当生協の代表理事は、リスク管理の有効性を確保するため定めた「リスクマネジメント規程」により組織全体のリスクを総括的に管理するとともに、部署毎のリスクは当該部署で管理をおこなわせるようにします。
    3. 当生協の代表理事は、整備した「危機管理規程」により災害時緊急対応策、重大事故対応策、緊急事態発生時の対策本部体制の構築をおこない、有事の対応を迅速かつ適切におこない事後の再発防止策を講じます。
  5. グループ管理体制
    1. 当生協の代表理事は、子会社の事業内容の報告を聴取し、重要案件について理事会へ事前協議をおこなうとともに、財務並びに損益に重大な影響を及ぼすと判断する重要案件については、理事会に諮り決定します。
    2. 当生協の代表理事は、子会社を含むララコープグループで共通して取り組む内部統制と、子会社の専門性に応じて独自に取り組む内部統制を整備します。
    3. 当生協の代表理事は、子会社に対し外部監査、監査役監査、監事監査、内部監査を実施し、報告を受け子会社の業務の適正の確保を推進します。
  6. 監査環境を整備する体制
    1. 当生協は、監事による監査の有効性効率性を高め、監査職務の円滑な遂行を確保するために「監事監査規則」にもとづき、監事の職務を補助する監事会事務局を置きます。
    2. 当生協の代表理事は、監事が当生協の重要な意思決定の過程および重要な業務の執行状況を把握し、実効性のある監査意見を形成するために、重要な職務執行の会議への監事の出席の確保、ならびに必要な情報の提示に努めます。
    3. 当生協の代表理事は、職務遂行に関する重大な法令・定款違反もしくは不正行為の事実、または当生協に著しい損害を及ぼすおそれのある事実があることを発見したときは、直ちに当該事実を監事に報告します。
    4. 当生協の代表理事は、当生協の内部統制システムの構築・整備状況に関する内部監査結果を監事の監査に供します。
  7. 決算報告の信頼性を確保する体制
    1. 当生協は決算報告( 決算関係書類、事業報告書および付属明細書) について、その適正性に関わるリスクを識別し、対応する仕組みの構築と運用をおこないます。あわせて、決算報告の信頼性を高めるために、管理業務全般について検証作業の仕組みや手順の整理に取り組み、検証作業をさらに強化します。
    2. 当生協の代表理事は、「決算報告の適正性の確保」の構築状況および運用状況について、専務理事による評価を毎年実施させ、内部統制委員会に報告します。

2010年2月18日 制定
2013年3月21日 改定
2017年2月16日 改定
2018年5月17日 改定
2022年5月27日 改定
生活協同組合ララコープ

2022-5-27 Update