相手に寄り添って 2025-08-04
ある日、共済カウンターに男性の方が来店されました。ご家族の入院費請求について聞きたいとのことでしたので、請求資料を見ながら書き方について確認していると、奥様が病気の影響で自分(ご主人様)のことを忘れてしまっている時があることを話してくれました。
「保険のことは全部任せていたので、全然わからなくて…家で資料を探していた時も妻からあやしい人だと勘違いされてしまいました」
ご家族の入院で不安な中、共済カウンターに足を運んでもらったこともあり、何かお力になれればと「奥様にもう一度プロポーズしてみてはどうでしょう?」とお話しさせていただきました。すると、「請求でお金が入ってくることより元気が出た!勇気を出して、今日共済カウンターに来てよかったです。また来ます」と笑顔で言葉を返してくれました。
後日、私が別店舗に勤務していた日にその方は再び来店されていて、「あれから無事に共済金を請求することができた」と別の担当者からお聞きしました。保険について考える時、不安を抱えている方も多いと思います。共済カウンターは組合員さんと直接話すことができる場所であり、会話を通じて少しでも安心してもらえるよう、これからも組合員さんに向き合っていきたいです。
