野菜の調理法のスペシャリスト 2025-02-03
ララ富の原 農産部門 Sさんは組合員さんとの会話を大事にしています。「ブロッコリー食べる時は茹でてばかりなのでマンネリ」と言う組合員さんに天ぷらをおすすめしました。次お会いした時に「甘くて美味しかった」と言われました。「かき揚げが苦手」と言う組合員さんに『少しずつ箸でつまんで重ねればカリッと仕上がります』と伝えたところ、「初めて上手にできました!」と言われました。
Sさんは農産部門に納品される農家さんや業者さんに『どうやったら美味しく食べられますか?』と直接聞き、その情報を組合員さんに提供しています。そして日々買場で組合員さん同士が調理方法について話されている際にも『私にも教えてください』と輪の中に入り、『今度作ってみますね』と実践して共有しています。
また、毎日来店される年配の女性の方が、しばらく買い物に来られなくて心配していたところ、先日来店された際に『最近お会いできず心配してました』と伝えたところ、とても喜んで「他の店では声をかけてもらえないけれど、ララに来るとレジの方、売場の方から声をかけてもらえるので他の店に行けない」と言われました。
Sさんは野菜をカットする際には「買いたい」と思うような加工の仕方を意識し、丁寧な説明を心がけています。Sさんは入協した際、「食品トレー1枚でも組合員さんの出資金で購入しているから大事にしてください。勤めているではなく、“自分のお店”だと思って働いてください」と当時のリーダーに言われたことを肝に銘じ、部門内はピカピカに清掃し、組合員さんと会話に花を咲かせ要望に応えています。
