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災害支援

つながろう co-op アクション

活動報告

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2016-05-25 熊本地震支援活動報告⑤
2016-05-24 熊本地震支援活動報告④
2016-04-26 熊本地震支援活動報告③
2016-04-25 熊本地震支援活動報告②
2016-04-22 熊本地震支援活動報告①

熊本地震支援活動報告⑤2016-05-25

●5月21日●
 
ララコープから10名が嘉島町体育館で夕食の炊き出しを行いました。
 
炊き出しの前に、益城町へ視察に行きました。震災から1カ月が経っても、家々の屋根はブルーシートがかぶさったままでした。り災証明書が発行されないため、取り崩しも修理もできない状況だそうです。家の中の片づけをしたくても、まだ家に入れない方もいました。
 
益城町の避難所には粉ミルクやオムツ、歯ブラシ、下着などがご自由にお取りくださいと箱の中に揃えてありました。電気自動車の充電スタンドまで揃えてあり、人々の生活に必要なものが避難所にあるのを見て、生活が一変したことが伝わってきました。 
 
嘉島町体育館では、段ボールで1家族のスペースが無数に区切られており、中はゆっくり足を延ばして寝れないほどの狭さでした。段ボールの上に直接寝ているため、疲れも取れないでしょう。いくら静かに歩こうとしてもミシッミシッと音がするため、夜も安眠できないでしょう。こういう暮らしを1カ月以上されていることに驚きました。
 
2時間おきに簡単な体操運動をされていました。子どもたちは家から持ってきたカードゲームで静かに遊んでいました。ランドセルがあったので、避難所から通っているみたいです。着替えを置くスペースもなかったので、1回1回家に取りに帰っているとのことでした。 
 
17時の配食の前に行列ができました。みなさん楽しみにしていただいていたそうです。19時までに450食の長崎皿うどんと480個の五三焼カステラを提供しました。食べ終わって「美味しかったよ」「懐かしかったよ」と言いに来て下さる方々もいて私たちが長崎から来たことを知ると「ありがとう」「お疲れ様」とあたたかい言葉をいただきました。




熊本地震支援活動報告④2016-05-24

熊本地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
この活動・案内ページでは、被災されたみなさんの奮闘や、支援活動を報告いたします。
 
●5月14日●
ララコープから10名が熊本の避難所となっている嘉島町体育館で長崎名物皿うどんの炊き出しを行いました。
 
28度を超える夏日の中、12時〜14時の2時間で約300食が、あっという間になくなり、避難されている方たちから「おいしかったぁ〜」と大好評でした!皿うどんと一緒にアイスのパンちゃんもお渡ししたので、暑かった避難所に涼しい笑顔が見れました。
 
避難所にはおじいちゃんやおばあちゃんが多く、働ける大人は家や職場、町の片付けに行っていて夜に寝に帰るだけとのことでした。「2人分ください」「3人分ください」と避難されている方の昼食を取りに来られました。
 
「お隣さんの分も良いですか?」と聞かれるおばあちゃん。話を聞くと、お隣さんは倒壊した自宅に泥棒が入ったため、家から離れられないとのことでした。家の敷地内にテントを張って片時も気を抜けない日々を過ごしています。
 
震災から早くも1か月が経ち支援に行った嘉島町は街並みはまだ崩れた家並みが目立ちますが悲しみにくれた様子からは立ち直ったようです。震災窃盗という卑劣な犯罪が起こっていますが、徐々に普段の田舎の良いのどかな雰囲気に戻っていました。益城町方面の街並みは震災から時間が止まってしまっているようです。復興に向けて町は動き始めたばかりです。




熊本地震支援活動報告③2016-04-26

熊本地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
この活動・案内ページでは、被災されたみなさんの奮闘や、支援活動を報告いたします。

●4月25日●
ララコープからは3名が支援に向かい、避難所への生活物資の配達を行いました。

前日に必要なものと数量を聞き、届いている支援物資を分けてお届けする。生協のしくみがしっかりしているからこそ大きな混乱もなく、配達ができました。平日の昼間ということで避難所にいるのはお年寄りの方々と学校が休みとなっている子供たちでした。大人は職場に向かい、復旧作業に従事しているとのことでした。多くの方々が熊本のために行動をしているおかげで道路や空港、JRなどの復旧も徐々に進んでいます。
今、最も必要なのは生活水です。水は復旧していないのでトイレの汲み取りや掃除もできていない状況です。
 
避難所から避難所へ移動する間に見るのは崩れた家々・・・。家がないということで住民はまだまだ安心してゆっくり寝られない日々を過ごしています。復興に向けて私たち1人1人ができることをしていきたいと思います。


 ●4月29日●
ララコープからは3名が支援に向かい、避難所への生活物資の配達を行いました。
 
通れない道を迂回して通ったり、慣れない道を運転しました。
生協くまもとのスタッフと替わってあげたいと思っても、組合員さんの家や避難所までの道がわからないので頼りっぱなしになってしまいます。きついなんて思う暇はありません。生協くまもとのスタッフさんたちの方が何倍も何十倍もきついのですから。限られた時間の中で、精一杯の支援をさせていただきました。
 
また、ララコープ諫早支所に組合員さんからお便りが届きました。熊本県に近い長崎県内では熊本に親戚や身近な方がいらっしゃる方が多いです。現地に行くことができなくてやきもきされてる方も多いと思います。それでも1人1人がここでできることをすることで復興も早まるのではないかと思いました。


●5月7日●
 
店舗事業本部より1名が支援に向かい、被災した店舗のレジ応援を行いました。
 
●5月8日●
店舗事業本部から4名が支援に向かい、店舗のレジ応援や店頭での綿菓子づくりや駐車場のロープ張り替えをしました。
非日常の中で、綿菓子といったお菓子を食べたいという日常の当たり前のことにとても喜んでいただきました。
また、駐車場のロープを張り替えることで駐車場内での混乱を招くことの防止にもつながりました。
熊本は徐々に日常に戻ろうと頑張っています。


熊本地震支援活動報告②2016-04-25

熊本地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
この活動・案内ページでは、被災されたみなさんの奮闘や、支援活動を報告いたします。
 
●4月22日●
無店舗事業本部から3名が支援に向かい、熊本市内、阿蘇・益城地域の配達同乗を行いました。 
現地での朝礼では全国の生協から100人を超えるメンバーが集まりました。
何かあった時に即刻全国の生協の仲間が集まり動く生協の力・協同の力の凄さを感じました。生協くまもとのスタッフさんたちは自らも被災しながらも避難所や車中泊で夜を過ごし出勤しています。いざという時に自分よりも自分たちの組合員さんのために動く。それが生協の原動力なのだと改めて思いました。

熊本市内・益城方面の配達先の家々は数多く倒壊していました。家が
倒壊していなくても、門や塀にヒビが入っていたり崩れていたり、家の中は家具や食器が散乱している状態だそうです。

支援物資が届き始めたことにより、食糧の不安は減ったようで配達中に組合員さんからバナナやヨーグルトをいただきました。こういう時でも組合員さんの方からお礼をいただくというところでも生協らしさを再発見したり、熊本の方々が少しずつ日常を取り戻してきていることが感じ取れました。
 
現地では支援物資の届き方に差が生じているようです。
「パンはたくさんあるけん助かってるとけど、クリームパンとか甘いパンばかり届くからしょっぱいものが食べたい」
本音を伺って支援の現実と課題が見えてきました。

●4月24日●
店舗事業本部から4名が支援に向かい店頭販売を行いました。
 
産地から直接納品したリンゴを3個入り100円、バナナを2房入り100円で販売しました。その売上は義援金になります。店頭には長蛇の列ができ、30ケースありましたが午後2時には完売しました。
 
天井が崩れたり、壁に亀裂が入った店舗では1/3のスペースで営業をしています。そこでは組合員さんが欲しいものを聞いて探して提供しています。商品はコープ九州が全力を挙げて納品しているので揃ってきていますが、それも店舗によって差が生じています。日常で必要な定番商品の品薄が目立っていて個数制限が生じていました。
 
電気は復旧しましたが、店舗によってはガスや水が使えないところもあります。従業員は全員被災し、店長さんは車中泊で過ごされているそうです。地域によって支援や復興に差があることが浮き彫りとなりました。




熊本地震支援活動報告①2016-04-22

熊本地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
この活動・案内ページでは、被災されたみなさんの奮闘や、支援活動を報告いたします。
 
●4月21日●
無店舗事業本部から3名が支援に向かい熊本市内、阿蘇・益城地域の配達同乗を行いました。エレベーター不通の14階建てマンション通行止めでトラックが入れない地域もあり、1件1件歩いて商品を持っていきました。大雨洪水警報が発令されたドシャ降りの雨と暴風の中さらには震度3の余震に見舞われながらも組合員さんの元へ伺いました。
家の屋根の瓦が崩れたため雨漏りがひどかったりマンション内も壁に亀裂が走り立ち入り禁止区域があったりと、日常生活もままならない熊本の現状がありました。


 

店舗事業本部から4名が支援に向かい現地では散乱した店舗内の片づけや、店内外での販売支援を行いました。

店内も天井が崩れたり壁や柱に亀裂が走っているため店内の1/3での営業となり、組合員さんに「なにかお探し物はありませんか?」と聞いて
希望の商品を探して渡していきました。組合員さんの中にはすでに避難されていたり、昼間は家にいて夜に避難するという方もいて落ち着かない日々を過ごされています。

21日に無事に帰協された7名の皆様、お疲れ様でした。